採択された公募プロジェクト

採択プロジェクト  2020年度  | 2019年度  | 2018年度  | 2017年度  | 2016年度

◆ 2020年度採択プロジェクト〔第2次採択分〕

以下、ID番号前のABCは支援カテゴリーを示す。カテゴリーの詳細はこちら

ID:MDL2020A03
申請者:熊谷 圭知(お茶の水女子大学・名誉教授)
研究種目:挑戦的研究(開拓)
課題番号:20K20506
課題名:パプアニューギニアにおける気候変動適応についての文理融合的共同研究
研究期間:2020年度~2022年度
ID:MDL2020A04
申請者:鶴田 格(近畿大学・農学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:17H04628
課題名:アフリカ半乾燥地における農牧共生に基づく持続的農村開発に関する実践的研究
研究期間:2017年度~2020年度
ID:MDL2020B04
申請者:今井 一郎(関西学院大学・総合政策学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:20K12387
課題名:マラウイ国の湿原域における住民の環境利用に関する生態人類学的研究
研究期間:2020年度~2022年度
ID:MDL2020B05
申請者:中田 友子(神戸市外国語大学・国際関係学科・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:18K01172
課題名:開発と地域住民によるローカリティとアイデンティティの再編に関する人類学的研究
研究期間:2018年度~2020年度
ID:MDL2020C07
申請者:宮岡 真央子(福岡大学・人文学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:19H01397
課題名:台湾「原住民運動」前史の生活世界の変容と実践:写真アーカイブスによる人類学的探究
研究期間:2019年度~2022年度
ID:MDL2020C08
申請者:島田 将喜(帝京科学大学・生命環境学部・准教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:20H01409
課題名:フィールドワークとフィールド実験によるホモルーデンス論の展開
研究期間:2020年度~2024年度
ID:MDL2020C09
申請者:山内 太郎(北海道大学・保健科学研究員・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H00992
課題名:子どもと地域と研究者が共創するサニテーション
研究期間:2018年度~2021年度
ID:MDL2020C10
申請者:辛嶋 博善(国立民族学博物館・北東アジア地域研究拠点・特任助教)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:17H00897
課題名:モンゴルに関する画像記録を用いた地域像の再構築
研究期間:2017年度~2021年度

◆ 2020年度採択プロジェクト〔第1次採択分〕

以下、ID番号前のABCは支援カテゴリーを示す。カテゴリーの詳細はこちら

ID:MDL2020A01
申請者:佐藤 廉也(大阪大学・大学院・文学研究科・教授)
研究種目:挑戦的研究(萌芽)
課題番号:18K18539
課題名:系統解析手法を用いた知識の伝達・継承・変容・拡散に関する実証的研究
研究期間:2018年度~2020年度
ID:MDL2020A02
申請者:林 耕次(総合地球環境学研究所・研究部・研究員)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:19K12493
課題名:アフリカ熱帯における狩猟採集民のサニテーションに関する人類学的研究
研究期間:2019年度~2021年度
ID:MDL2020B01
申請者:黒田 賢治(国立民族学博物館・現代中東地域研究拠点・特任助教)
研究種目:若手研究
課題番号:18K18270
課題名:現代イランにおける長期的紛争介入構造をめぐる殉教概念の変容と政治言説化の研究
研究期間:2018年度~2020年度
ID:MDL2020B02
申請者:小西 潤子(沖縄県立芸術大学・音楽学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H00637
課題名:三線の製作課題解決に向けての生態音楽学的実践研究
研究期間:2018年度~2021年度
ID:MDL2020B03
申請者:小野 林太郎(国立民族学博物館・人類文明誌研究部・准教授)
研究種目:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
課題番号:18KK0019
課題名:オセアニアの人類移住と島嶼間ネットワークに関わる考古学的研究
研究期間:2018年度~2021年度
ID:MDL2020C01
申請者:ボルジギン ブレンサイン(滋賀県立大学・人間文化学部教授・教授)
研究種目:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
課題番号:18KK0018
課題名:「満洲」・モンゴル社会の再編と戦後の中国社会
研究期間:2018年度~2023年度
ID:MDL2020C02
申請者:藤田 香(近畿大学・総合社会学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K02055
課題名:日本と中国の地域資源をいかした都市・農村間連携モデルと持続可能コミュニティの創出
研究期間:2017年度~2020年度
ID:MDL2020C03
申請者:蒋 宏偉(総合地球環境学研究所・研究基盤国際センター・特任助教)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K02061
課題名:南中国と周辺地域における地域伝統知を中心とした持続可能開発モデルの共創
研究期間:2017年度~2020年度
ID:MDL2020C04
申請者:児玉 香菜子(千葉大学・人文科学研究院・准教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:17H01639
課題名:アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の近代動態分析―「近代世界システム」との相克―
研究期間:2017年度~2020年度
ID:MDL2020C05
申請者:柳沢 英輔(同志社大学・文化遺産情報科学研究センター・嘱託研究員)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:20K00162
課題名:伝統技術の言語化による継承可能性―ベトナム中部地域のゴング製作・調律の事例から
研究期間:2020年度~2022年度
ID:MDL2020C06
申請者:津田 睦美(関西学院大学・総合政策学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:18K11832
課題名:仏領ニューカレドニア日本人移民史―写真の表象分析による実態解明とアーカイブ
研究期間:2018年度~2020年度

◆ 2019年度採択プロジェクト

ID:MDL2019A01
申請者:大野 旭(静岡大学・人文社会科学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:19K12500
課題名:新疆の形成とウイグル民族問題に関する調査研究
研究期間:2019年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
社会人類学者 松原正毅が、1992年から97年にかけて新疆ウイグル自治区、青海省、ロシア、モンゴル国で撮影した、遊牧民・都市住民・遺跡・バザール等に関する5493点のポジ・フィルムのデジタル化・データベース化をおこなった。これによって、調査困難地域であった地域における社会主義経験に関する学術資料の蓄積がはかられたとともに、本科研プロジェクトの研究成果公開を促進することが可能となった。

ID:MDL2019A02
申請者:島村 一平(滋賀県立大学・人間文化学部・准教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:16H02719
課題名:モンゴル仏教のグローカル実践に関する学際・国際的地域研究
研究期間:2016年度~2020年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 島村一平が1990年代~2000年代初頭かけて撮影したモンゴル仏教に関する写真(3917点)・ビデオテープ(41巻)をデジタル化し、2018年度に作成済のデータベースに追加登録した。これによりコレクションが完成し、当時のモンゴルにおける宗教実践の在り方と現代における実践の時系列変化を追う網羅的な比較研究が可能となった。ビデオテープは一部劣化が進行し始めていたが、デジタル化によって貴重な研究データを救出することができた。

ID:MDL2019A03
申請者:林 耕次(総合地球環境学研究所・研究部・研究員)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:19K12493
課題名:アフリカ熱帯における狩猟採集民のサニテーションに関する人類学的研究
研究期間:2019年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
生態人類学者 林耕次が、1998年から2002年にかけて撮影した、カメルーンのピグミー系狩猟採集民に関する4683点の、ポジ・フィルムのデジタル化・データベース化をおこなった。これによって、狩猟採集民の定住化過程、生活様式の変化に関する写真の学術資源化とともに、定住に伴うサニテーション問題を解明する本科研プロジェクトの可視化を実現することができた。

ID:MDL2019A04
申請者:杉山 祐子(弘前大学・人文社会科学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H00776
課題名:アフリカ農民の生計における小規模な現金獲得活動と「在来の技術革新史」への視角
研究期間:2018年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 杉山祐子が1983年~2014年にかけてタンザニア(ドドマ州)およびザンビア(北部州)、日本国内(青森、岩手、福島、高知)において撮影した写真(855点)をデジタル化・データベース化した。これによって、消滅しつつある在来農法の記録や変容しつつある農村の様相の記録と、同地域で1930年代に記録された農法や農村の様子との比較が可能になった。また展示などを通じた研究成果の社会的還元が推進された。

ID:MDL2019A05
申請者:鶴田 格(近畿大学・農学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:17H04628
課題名:アフリカ半乾燥地における農牧共生に基づく持続的農村開発に関する実践的研究
研究期間:2017年度~2020年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者・農業経済学者の鶴田格がタンザニア中央部のゴゴ人社会を対象に2010年から2019年にかけて撮影した写真(8096点、内146点はビデオ)と黒田真が撮影した(502点)、また杉村和彦が1986年から1990年代初頭にかけてザイール(現コンゴ民主共和国)東部の熱帯雨林の焼畑農耕民を撮影した写真(4196点)をデジタル化・データベース化した。これにより、この研究プロジェクトで進められている地域間比較(東アフリカ半乾燥地の農牧民と熱帯雨林の焼畑農耕民の生業形態変容の比較)が容易となった。

ID:MDL2019B01
申請者:佐藤 廉也(大阪大学・文学研究科・教授)
研究種目:挑戦的研究(萌芽)
課題番号:18K18539
課題名:系統解析手法を用いた知識の伝達・継承・変容・拡散に関する実証的研究
研究期間:2018年度~2020年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 福井勝義が1970年代にエチオピア西南部において牧畜民ボディに関する長期のフィールドワークをおこなったときの写真の一部(6164点)をデジタル化・データベース化した。これによって牧畜民ボディの当時の文化の復原や西南部諸民族の文化要素の分布に関する未知の情報の可視化が可能になるなど、文化進化研究の資料基盤を提供することができた。

ID:MDL2019B02
申請者:小野 林太郎(国立民族学博物館・人類文明誌研究部・准教授)
研究種目:国際共同研究強化(B)
課題番号:18KK0019
課題名:オセアニアの人類移住と島嶼間ネットワークに関わる考古学的研究
研究期間:2018年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
福本繁樹が、1960年代以来撮影してきた、オセアニア民族美術写真(ポジ・フィルム等)4928点のデジタル化・データベース化をおこなった。タパ(樹皮布)を主な撮影対象のひとつとする一連の画像は、タパの拡散を軸としたオセアニアの人類史解明を目的のひとつとした本科研にとって重要な資料となった。

ID:MDL2019B03
申請者:小西 潤子(沖縄県立芸術大学・音楽学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H00637
課題名:三線の製作課題解決に向けての生態音楽学的実践研究
研究期間:2018年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
民族音楽学者である山口修がハワイ大学修士課程在学中の1960年代半ばから1990年までに、アジア・オセアニア各地の楽器製作や演奏等を記録した写真(5033点)をデジタル化・データベース化した。これにより楽器の材料枯渇や製造技術伝承の危機に面する製作者や市民団体と情報共有が容易になるなど、研究・実践の発展に貢献することができた。

ID:MDL2019B04
申請者:宮岡 真央子(福岡大学・人文学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:19H01397
課題名:台湾「原住民運動」前史の生活世界の変容と実践:写真アーカイブスによる人類学的探求
研究期間:2019年度~2022年度

本プロジェクトの支援内容:
言語学者 森口恒一が1970~90年代にバシー海峡を中心としたフィリピン・台湾の諸地域でおこなった現地調査において撮影した約6628点のフィルムをデジタル化・データベース化した。研究プロジェクトの基礎資料とその活用基盤の整備によって台湾原住民族の社会状況と隣接地域であるフィリピンのそれとの比較が可能となった。

ID:MDL2019B05
申請者:椿原 敦子(龍谷大学・社会学部・准教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K03302
課題名:イランにおける「宗教」の社会的布置の変化に関する人類学的研究
研究期間:2017年度~2019年度

本プロジェクトの支援内容:
社会学者 原隆一が、1975年から97年にかけてイランにおいて撮影した、ネガおよびポジ・フィルム3900点のデジタル化・データベース化をおこなった。本写真コレクションに収蔵された撮影対象は、都市、農村、風景等を含む多岐にわたるものである。デジタル化・データベース化された画像は、服喪儀礼の通時的変化の解明を目的とした本研究の、重要な資料となる。

ID:MDL2019C01
申請者:石井 洋子(聖心女子大学・現代教養学部・准教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:19K01207
課題名:ケニア人女性の越境と母国開発をめぐる人類学的研究
研究期間:2019年度~2022年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学・社会人類学者 石井洋子らが撮影した、ケニア共和国出身のギクユ人の社会生活に関する人類学的フィールドワーク写真、、ケニアの地理学的写真資料6788点のデータベース化をおこなった。当該写真コレクションの内容は2つに大別される。ひとつは1990年代から2000年代にかけてのケニア農村の社会変容に注目したもの、もうひとつは2015~16年にかけてのアメリカ合衆国に移住したギクユ人に焦点をあてたものである。データベース化によって、自由化に翻弄された時代のケニア農村、および移住先での暮らしを学術資源化することができた。

ID:MDL2019C02
申請者:蒋 宏偉(総合地球環境学研究所・研究基盤国際センター・特任助教)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K02061
課題名:南中国と周辺地域における地域伝統知を中心とした持続可能開発モデルの共創
研究期間:2017年度~2019年度

本プロジェクトの支援内容:
人類生態学者 蒋偉宏が、2002年から2009年まで撮影した、南中国およびラオスにおける、生活、生業、保健衛生環境を主要テーマとする3445点の写真資料のデータベース化をおこなった。当該地域社会は、この20年の間に国家の開発計画に沿うかたちで大きな変容をとげてきた。本データベースは、この変容を可視化するための重要な研究資料となる。

ID:MDL2019C03
申請者:中村 亮(福岡大学・人文学部・准教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K03308
課題名:漁民とジュゴンの海域利用特性の解明による共存型海洋保護区モデルの創出
研究期間:2017年度~2019年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 中村亮が、2000年以降研究・調査を継続してきた、タンザニア、キルワ島で特に研究初期に撮影された写真資料1149点のデータベース化をおこなった。これにより「インド洋西海域世界の比較研究」のための写真資料の整理が促進された。

ID:MDL2019C04
申請者:手代木 功基(摂南大学・外国語学部・講師)
研究種目:若手研究
課題番号:18K12575
課題名:放牧地における「景観の分断化」に関する地理学的研究
研究期間:2018年度~2020年度

本プロジェクトの支援内容:
地理学者 手代木巧基が、2006年から16年まで、ナミビア共和国において撮影した、560点のデジタル写真のデータベース化をおこなった。データベース化によって、本科研プロジェクトの課題である「放牧地における景観の分断化」に関する可視的考察をすすめることができた。

ID:MDL2019C05
申請者:栗本 英世(大阪大学・人間科学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:19K12527
課題名:失敗国家の多元的地域研究――新生南スーダンにおける内戦の分析と平和への展望
研究期間:2019年度~2021年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 栗本英世がスーダン内戦末期から2018年までに撮影した南スーダンの人びとの姿を記録した写真・ビデオ(5697点)をデータベース化した。これらを2017~2018年度にデジタル化・データベース化した写真コレクション(1978年~86年に南スーダンにて撮影、1988年~99年にエチオピアおよびケニアにて撮影)に追加登録し、「東北アフリカ民族誌」の写真コレクションが完結した。これにより当該地域における複雑な相互関係やからまり合いの分析を跡付ける写真資料の網羅的な検索・抽出が可能となり、研究の飛躍的進展に貢献することができた。

◆ 2018年度採択プロジェクト

ID:MDL2018A01
申請者:島村 一平(滋賀県立大学・人間文化学部・准教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:16H02719
課題名:モンゴル仏教のグローカル実践に関する学際・国際的地域研究
研究期間:平成28年度~令和2年度

本プロジェクトの支援内容:
島村一平が1990年から2000年にかけてモンゴル国、内モンゴル、ソ連で撮影した「モンゴル仏教のグローカル実践に関する学際・国際的地域研究」に関する写真4074点、およびビデオテープ114巻をデジタル化・データベース化した。これを研究プロジェクト内で共有することで、モンゴルにおける宗教実践の在り方を時系列的に比較することが可能となり、宗教実践の変容がより明確となるなど、本研究に新たな視座を提供することができた。

ID:MDL2018A02
申請者:八木 百合子(国立民族学博物館・人類基礎理論研究部・助教)
研究種目:若手研究(B)
課題番号:17K13594
課題名:アンデスにおける聖人信仰の展開に関する人類学的研究―聖像の所有と継承に注目して
研究期間:平成29年度~平成31年度

本プロジェクトの支援内容:
民族学者であり考古学者である藤井龍彦が1966年から1990年にかけて南米アンデス地域で撮影した写真6607点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡するとともに、20世紀後半に大きく前進した日本のアンデス民族学の歩みを跡付けることを可能にした。

ID:MDL2018A03
申請者:長田 俊樹(総合地球環境学研究所・名誉教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H00672
課題名:ムンダ諸語における危機言語のドキュメンテーション
研究期間:平成30年度~令和3年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 杉山晃一が1963年から1964年にかけてインド東部ムンダ社会で撮影した農耕や宗教儀礼に関する写真2501点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にした。

ID:MDL2018A04
申請者:関 雄二(国立民族学博物館・人類文明誌研究部・教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:16H02729
課題名:アンデス文明における権力生成と社会的記憶の構築
研究期間:平成28年度~令和2年度

本プロジェクトの支援内容:
考古学者 寺田和夫ならびに東京大学アンデス調査団が1979年から1985年にかけて撮影したアンデス考古学に関する写真5000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、60年にわたる日本のアンデス考古学の歩みを跡付けるとともに、展示等を通じた現地への成果還元を可能にした。

ID:MDL2018A05
申請者:栗本 英世(大阪大学・人間科学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:15K03041
課題名:モニョミジ・システムの人類学的研究:南スーダンにおける小政体、民族間関係と国家
研究期間:平成27年度~平成30年度

本プロジェクトの支援内容:
栗本英世が1988年から1998年にかけて撮影した東アフリカ多民族社会に関する写真(主としてエチオピアで撮影)約2640点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にするとともに、研究成果の現地還元を促進した。この支援は、2017年度からひき続いておこなわれたもので、合計して約6598点の写真資料を研究目的で利用することを可能にした。

ID:MDL2018B01
申請者:縄田 浩志(秋田大学・大学院国際資源学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:16H05658
課題名:半世紀に及ぶアラビア半島とサハラ沙漠オアシスの社会的紐帯の変化に関する実証的研究
研究期間:平成28年度~令和2年度

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 片倉もとこが1968年から2003年にかけて撮影したアラブ文化に関する写真1280点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にした。この支援は、2016年度および2017年度の支援にひき続いておこなわれたもので、片倉もとこ記念沙漠文化財団が独自にデジタル化していた写真を含めて約14362点の写真資料すべてが研究目的で利用可能となった。

ID:MDL2018B02
申請者:福田 雄(東北大学・東北アジア研究センター・助教)
研究種目:若手研究
課題番号:18K12916
課題名:災害遺構の比較社会学―東日本大震災とスマトラ島沖地震を事例として
研究期間:平成30年度~令和2年度

本プロジェクトの支援内容:
福田雄が2014年から2017年にかけてインドネシア共和国アチェ特別州で撮影した州主催のスマトラ島沖地震津波記念行事に関するデジタル静止画像1700点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、自然災害に関する記憶の継承実態を記録するとともに、展示等を通じた現地への成果還元を可能にした。

ID:MDL2018B03
申請者:牟田口 章人(帝塚山大学・文学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:16K03171
課題名:リモートセンシング技術を用いた中国内蒙古自治区の遼代皇帝陵の同定と文化財調査
研究期間:平成28年度~平成30年度
プロジェクトの成果公開:奈良の大和文華館で研究分担者の桑原有寿子(九州国立博物館)が口頭発表し(2019年2月17日)、新聞各紙が成果を紹介した。

本プロジェクトの支援内容:
牟田口章人が2016年および2018年に中国内蒙古自治区の内蒙古博物院および内蒙古文物考古研究所で撮影した古代染織(遼代染織)の発掘品に関する写真5747点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有した。これにより日本の染織類との比較対照が可能となり、東アジアの染織史研究発展へむけた展望をえることができた。

ID:MDL2018B04
申請者:碇 陽子(明治大学・政治経済学部・専任講師)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K03278
課題名:人類学における不確実性をめぐる理論的視座の再構築
研究期間:平成29年度~平成31年度

本プロジェクトの支援内容:
岡正雄が1923年、1963年、1977年にアラスカ州アナクトブク・パスで撮影した、文化人類学資料写真、1131点をデジタル化・データベース化した。デジタル化・データベース化された画像は、当該科研のテーマである「不確実性との向き合い方」の考察の重要な資料となった。また、岡正雄画像資料のデジタル化・データベース化は日本の文化人類学史の研究の進展に大きく貢献するものでもある。

ID:MDL2018B05
申請者:藤本 武(富山大学・人文学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:18H03441
課題名:アフリカ食文化研究の新展開:食料主権論のために
研究期間:平成30年度~令和3年度

本プロジェクトの支援内容:
藤本武、小松かおり、安渓貴子、佐藤靖明、藤岡悠一郎、石山俊が1994年から2018年にかけて撮影した、アフリカ食文化および食料主権に関する画像1352点をデジタル化・データベース化し、科研プロジェクトメンバー内で共有した。これによって、多様なアフリカ食文化と現代の食糧主権問題に関する研究を進捗させることができた。

ID:MDL2018B06
申請者:林 勲男(国立民族学博物館・学術資源研究開発センター・教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:18H03595
課題名:大規模災害に関する集合的記憶の物象化・物語化と防災教育
研究期間:平成30年度~令和3年度

本プロジェクトの支援内容:
林勲男、牧紀男、石川新一が2000年から2009年にかけてパプアニューギニア、サンダウン州沿岸にて撮影した「パプアニューギニア、ニューギニア島沖地震の被災地とその周辺地域」に関する調査写真2551点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有した。これにより調査者自身の営為と被災地の人びとの営為を比較分析することに成功し、展示等を通じた現地への成果還元の展望を開くことができた。

◆ 2017年度採択プロジェクト

ID:MDL2017A01
申請者:小長谷 有紀(国立民族学博物館・超域フィールド科学研究部・併任教授)
研究種目:基盤研究(A)
課題番号:17H00897
課題名:モンゴルに関する画像記録を用いた地域像の再構築
研究期間:平成29年度~平成33年度、平成29年度配分額7,100千円

本プロジェクトの支援内容:
小長谷有紀が1985年から1989年にかけて撮影したモンゴル研究に関する写真(主として中国内モンゴル地域で撮影したもの)約4000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にした。また、小長谷有紀が別途に独自でデジタル化していた写真(主としてモンゴル国で撮影したもの)約5600点もあわせてデータベース化し、地域間比較も可能にした。

ID:MDL2017A02
申請者:縄田 浩志(秋田大学大学院・国際資源学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:16H05658
課題名:半世紀に及ぶアラビア半島とサハラ沙漠オアシスの社会的紐帯の変化に関する実証的研究
研究期間:平成28年度~平成31年度、平成29年度配分額2,500千円

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 片倉もとこが1982年から2003年にかけて撮影したアラブ文化に関する写真(主としてアラビア半島ならびに中東各国で撮影したもの)5000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にした。この支援は、2016年度の支援からひき続いておこなわれたもので、片倉もとこ記念沙漠文化財団が独自にデジタル化していた写真を含めて約14000点の写真資料を研究目的で利用することを可能にした。

ID:MDL2017A03
申請者:大野 旭(楊 海英)(静岡大学・人文社会科学部・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:15K03036
課題名:ウイグル族・朝鮮族・チワン族の文化大革命に関する実証研究
研究期間:平成27年度~平成29年度、平成29年度配分額1,200千円

本プロジェクトの支援内容:
文化人類学者 松原正毅が1991年から1992年にかけて中国新疆ウイグル自治区で撮影した写真約4700点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡するとともに、資料共有の国際化を促進した。

ID:MDL2017A04
申請者:栗本 英世(大阪大学・人間科学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:15K03041
課題名:モニョミジ・システムの人類学的研究:南スーダンにおける小政体、民族間関係と国家
研究期間:平成27年度~平成30年度、平成29年度配分額1,100千円

本プロジェクトの支援内容:
栗本英世が1978年から1985年にかけて撮影した東アフリカ多民族社会に関する写真(主として南スーダンおよびケニアで撮影)約4000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にするとともに、研究成果の現地還元を促進した。

ID:MDL2017B01
申請者:椿原 敦子(龍谷大学・社会学部・講師)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K03302
課題名:イランにおける「宗教」の社会的布置の変化に関する人類学的研究
研究期間:平成29年度~平成31年度、平成29年度配分額1,000千円

本プロジェクトの支援内容:
椿原敦子と共同研究者 黒田賢治が撮影したデジタル静止画像約800点および動画約300点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、複数の調査地点の地域間比較を可能にするとともに、展示等を通じた成果の社会還元に向けての準備を進めた。

ID:MDL2017B02
申請者:小磯 学(神戸山手大学・現代社会学部観光文化学科・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:15H05147
課題名:南アジアの紅玉髄製工芸品の流通と価値観-「伝統」と社会システムの変容の考察
研究期間:平成27年度~平成29年度、平成29年度配分額3,100千円

本プロジェクトの支援内容:
小磯学と他の共同研究者6名が撮影したデジタル静止画像約2100点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、複数の調査地点の地域間比較を可能にするとともに、研究成果の現地還元を促進した。

ID:MDL2017B03
申請者:瀬木 志央(甲南女子大学・文学部多文化コミュニケーション学科・講師)
研究種目:基盤研究(C)
課題番号:17K02057
課題名:フィリピンにおけるエンパワメントを目的とした沿岸資源管理と災害復興に関する考察
研究期間:平成29年度~平成31年度、平成29年度配分額900千円

本プロジェクトの支援内容:
瀬木志央が撮影したデジタル静止画像約200点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にするとともに、研究成果の現地還元を促進した。

ID:MDL2017B04
申請者:飯田 玲子(京都大学・大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特定助教)
研究種目:若手研究(B)
課題番号:17K13286
課題名:現代インドにおける文化産業の多層化―ボリウッド映画と地域語映画の相関関係を事例に
研究期間:平成29年度~平成31年度、平成29年度配分額1,000千円

本プロジェクトの支援内容:
飯田玲子が撮影したデジタル静止画像約450点および動画約20点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有することで、当該地域社会の変化を追跡することを可能にするとともに、展示等を通じた成果の社会還元に向けての準備を進めた。

◆ 2016年度採択プロジェクト

ID:MDL201601
申請者:縄田 浩志(秋田大学・大学院国際資源学研究科・教授)
研究種目:基盤研究(B) 
課題番号:16H05658
課題名:半世紀に及ぶアラビア半島とサハラ沙漠オアシスの社会的紐帯の変化に関する実証的研究
研究期間:平成28~31年度、平成28年度配分額3,900千円
本プロジェクト(DiPLAS)への申請者は研究代表者
本プロジェクトの支援期間:平成28年度

本プロジェクトの支援内容:
およそ半世紀前から、日本の地理学者・小堀巌並びに文化人類学者・片倉もとこががアラビア半島で撮影した写真資料約7000点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有化することで、当該地域社会の変化の追跡を可能とするとともに、展示等を通じた現地への成果還元を可能にした。

ID:MDL201602
申請者:片岡 修(関西外国語大学・国際言語学部・教授)
研究種目:基盤研究(B)
課題番号:25300042
課題名:ミクロネシアにおける巨石文化の成立と社会複雑化のプロセスを探る考古学的研究
研究期間:平成25~28年度、平成28年度配分額2,600千円
本プロジェクト(DiPLAS)への申請者は研究代表者
本プロジェクトの支援期間:平成28年度

本プロジェクトの支援内容:
片岡修が1980年代以降現在まで従事してきたミクロネシアにおける巨石文化の発掘・研究で蓄積されてきた写真資料約9000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有化することで、ポーンペイ島ナンマドール遺跡をはじめ、ヤップ島、パラオ島における巨石文化の成立と社会の複雑化のプロセスの考察を支援するとともに、展示等を通じて、遺跡の保存・保護に向けた提言を可能にした。

ID:MDL201603
申請者:森田 剛光(国立民族学博物館・民族社会研究部・外来研究員)
研究種目:若手研究(B) 
課題番号:26770290
課題名:滞日ネパール人の生活実践と労働動態の研究
研究期間:平成26~28年度、平成28年度配分額900千円
本プロジェクト(DiPLAS)への申請者は研究代表者
本プロジェクトの支援期間:平成28年度

本プロジェクトの支援内容:
森田剛光が推進する滞日ネパール人の生活実践と故地ネパールとの関係の研究を通じて蓄積されてきた森田剛光・大西保(登山家)・稲葉香(写真家)撮影によるネパール関係写真資料約2000点をデータベース化することで滞日ネパール人、ならびに撮影地であるネパール在住者の間での写真資料の共有化を促進し、ネパール人のアイデンティティに関する研究の進展をはかるとともに、研究成果の現地還元を促進した。

ID:MDL201604
申請者:市川 光雄(京都大学・アフリカ地域研究資料センター・研究員(京都大学・名誉教授))
研究種目:基盤研究(A) 
課題番号:15H02598
課題名:アフリカ先住民のディレンマと将来像に関する研究
研究期間:平成27~30年度、平成28年度配分額8,300千円
本プロジェクト(DiPLAS)への申請者は研究代表者
本プロジェクトの支援期間:平成28年度

本プロジェクトの支援内容:
市川光雄が過去40余年にわたって今後民主共和国、コンゴ共和国、カメルーン、ザンビア等、中部アフリカ各地において撮影した先住民関係の写真資料訳6000点をデジタル化・データベース化し、研究プロジェクト内で共有化することで、当該地域の社会と自然環境との関係の変化を跡づけることを可能にした。

ID:MDL201605
申請者:嶋田 義仁(中部大学・中部高等学術研究所・客員教授)
研究種目:基盤研究(A) 
課題番号:26257003
課題名:アフロ・ユ―ラシア内陸乾燥地文明の歴史生態人類学的研究
研究期間:平成26~28年度、平成28年度配分額10,400千円
本プロジェクト(DiPLAS)への申請者は研究代表者
本プロジェクトの支援期間:平成28年度

本プロジェクトの支援内容:
嶋田義仁が代表を務めるアフロ・ユーラシアの内陸乾燥文明の歴史生態人類学的研究によって蓄積された写真資料約8000点をデータベース化し、研究プロジェクト内で共有化することで、人類文明史において重要な役割を果たした、サハラ砂漠から、中東、中央アジア、モンゴル、旧満州に至る地域で成立した諸文明の遺産の比較研究の推進を支援するとともに、展示等を通じた成果の社会還元を実現した。